青色申告にすると、白色申告に比べて税務上有利な扱いを受けられるという話や、同じ青色申告でも控除のランク分けがされていて、最もお得な控除は、複式簿記による記帳をした場合に受けられるという話は、 お聞きになったことがあるかと思います。

しかし、経営者の方の中には、こう言ったメリットがあるという話は知っていても、経理処理は、面倒だし複雑だからと言う理由で、青色申告のメリットを受ける為の方法を取らずに、みすみす有利な特典を受け損なっているというケースが見受けられます。

複式簿記という名前からすると、複雑な印象を持たれるかもしれませんが、会計ソフトを使うことによって、簿記の知識が無くても複式簿記が出来てしまいます。

はっきり言って、かなり大きな会社か、税務相談等のコンサルティングが特に必要なければ、経理処理に関しては、会計ソフトがあれば税理士は必要無いと個人的には思います(提携先の税理士の先生が聞いたら、怒られそうですが・・・)。

私自身、経理処理は苦手な部類に入りますが、会計ソフトを導入してからは、家計簿を付けるような感覚で、手軽に出来てしまっています。

もし、青色申告の65万円の控除をまだ 受けていない、もしくはこれから受けようとお考えであれば、是非とも会計ソフトの導入をお勧めいたします。

どのソフトが良いかは、一般的には大手の名前が売れているソフトが良いと言われますが、多くのソフトは試用期間があって体験出来ますので、まずは実際に使ってみて、ご自身が一番使いやすいと思ったソフトをお使いになるのが良いかと思います。