イータックス(e-Tax)をご存知でしょうか?
これは、わざわざ税務署まで足を運ばなくても、インターネット上で所得税や法人税、消費税などの申告や納税などが出来てしまうシステムです。

 これは、法人だけが利用するシステムではなく、個人であっても(会社勤めをしているサラリーマンであっても)医療費控除の申告や確定申告などで利用できます。

そして、個人納税者が平成19年度分の所得税の確定申告を平成20年3月17日までにイータックス(e-Tax)で申告をすると、その年分の所得税の額から最高で5,000円の税額控除が受けられるという特典が今なら付いています。もし、確定申告をする予定があれば、利用されるとお得です。
詳しくは、http://www.nta.go.jp/index.htmをご覧下さい。

さて、この便利なイータックス(e-Tax)ですが、利用するためには以下2つの条件があります。

①パソコンとインターネットが利用できる環境にある

②電子署名用の電子証明書(電子証明書がICカードで発行される場合は、ICカードリーダライタ)を用意する

電子証明書と言うと、何やら難しい印象を受けるかもしれませんが、それ程難しいものではありません。

電子証明書の発行方法には幾つかの方法がありますが、一番シンプルなのは、お住まいの市区町村役場へ行って、住民基本台帳カード(住基カード)を作成して(500円程度)、そのカードに電子証明書を組み込んでもらえばOKです(組込費用500円程度)。
(役場に専用の申請書があります。分からなければ窓口の人に聞けば親切に教えてくれます)

ICカードリーダーとは、 住基カードに組み込んだ電子証明書を読み取るための機械です。
家電量販店やネット上から購入できます。(市区町村によって、使用できるカードリーダーが異なりますのでその点は注意が必要です)

導入にあたっては、開始届出書を納税地を管轄する税務署へ提出するか、ネット上から(http://www.nta.go.jp/index.htm) 提出することも可能です。

初期費用が、多少掛かりますが、税務署へ行く手間や時間を考えると、忙しい人にとっては非常に助かるシステムだと思います。

私自身もつい先日、導入手続きをしました。

それから、税務のことで不明な点が出てきた場合は、下記の国税局が運営しているサイトが役に立つと思いますので、参考にして下さい。
http://www.nta.go.jp/index.htm